【山菜】ウドの特徴は?時期と食べ方【徹底解説】
天然のウドは栽培されたウドと異なり、みずみずしさと強い香りに満ちて美味しさも格別です。
根が地中深く伸び、茎も地中から伸びるため、山の斜面などでは良いものが見つかります。
地上に出た茎には粗い毛が生えていて、日に当たると緑色が濃くなります。
この記事では、そんなウドの特徴や採集・食べ方などについてまとめましたのでぜひ参考にしてください。

この記事を読めば、しっかりウドのことを理解できますよ〜
ウドの生態・特徴
ウドの生態
北海道、本州、四国、九州に分布し、平地から山地までの林の縁、谷の斜面などに生える多年草で、やや湿り気のある場所を好みます。
ウドの特徴
形状
春に芽を出し、短毛が密生する太い茎を直立させて、1〜2mくらいの高さになります。

この茎は、太くても冬には中が空洞になって枯れて、用材にならないことから「ウドの大木」と揶揄されます。
葉
全体が長さ1m近くになる2回羽状複葉で、互生します。
小葉は長さ5〜16cmくらい、幅3〜8cmくらいの先端が尖った卵状楕円形で、縁には細かなギザギザがあり、各羽片に5〜7枚つきます。
花期
8〜10月ごろ、上部の葉のわきと茎先から大きな散形花序を出し、3mmくらいの淡緑色の小さな5弁花をたくさんつけます。
その他
花の後、2mmくらいの球形の液果を結び、秋に黒紫色に熟します。
ウドの時期・採集
採取は葉がようやく開き始めたくらいの若芽がよく、生えている場所によって違いますが4〜5月ごろが旬です。
暖地では3月ごろから収穫でき、雪の多い地方では6月まで採取できます。
6月以降になると肥大化して食用には向きません。

コツは前年の枯れた大木の茎を見つけ、その周辺を探すことです。
全体が毛に覆われた春の若芽を採取しますが、10〜30cmぐらいのものを選んで掘り取るようにします。
地中にある皮の白いところが柔らかく美味しい部門なので、採取するときは根元を掘り、できるだけ白い部分が多くなるようにナイフなどで切り取ります。
数本まとまって生えているところでは、全部採らず、2〜3本残しておくと来年も楽しめます。
ウドの下ごしらえ・食べ方
若芽はアク抜きする必要はありません。
採れたてを生で食べたり、ゆでて和え物にします。
若芽は塩ひとつまみの熱湯で5分ほどゆで、10分さらします。
塩漬けや味噌漬けにして保存することができます。

太くて短いものが美味しいです。
香りを楽しむには生で食べるのが一番ですが、ゆでてくるみ味噌和えにしたものは、香り、歯触り、味ともによく、山菜料理の中でも絶品です。
このほか、身欠きニシンの煮付け、三杯酢での酢の物、汁の実、生のままで天ぷらにしたりします。
下ごしらえアリ
酢味噌あえなどの和え物、チーズ焼き、皮のきんぴら
下ごしらえナシ
天ぷら
ウドの薬用・効果
秋に根茎を掘り取り、陰干して半乾きしたものをお湯につけて洗い、日干しにしたのが生薬の和独活(わどっかつ)です。
風邪の初期に1日量10gを、細かく刻んでコップ3杯の水で半量になるまで煎じて、食間に3回に分けて服用すると、発汗、解熱に効果があるといわれています。
茎葉は浴湯料にすると肩こりを和らげます。